平和を享受することは実は簡単ではない?
人は誰でも世界中で起こっていることを隅から隅まで知ることはできない。
せいぜい身の回りのことだけにしか注意もいかず、いきおい関心もいかない。
自分の半径どこまで広く範囲を広げて注意や関心をもつかは、その人の意識次第。
日本は平和だと思う。もちろん嫌なことはたくさん起きているかもしれないけど、日常的に安心安全が無遠慮に自分の半径に入り込んでくるとは、多くの人は意識していない。これが平和を感じるということ。
権力は怖いものだ
だからこそ統治の仕組みが工夫されてきた歴史があり、それは人智の歩みである。
憲法は国の権力を抑制させるもの、権力が国民に刃を向いてこないようにするためのもの
民主主義、自由主義は権力を国民に見えるようにして、権力を行使する者に国民の影響力を強く及ぼし、国民に権力の刃が向かってこないようにするものとも理解できる
簡単に邪魔者を排除したいのは古今東西為政者の欲求だ
それが簡単にできてしまう権力とできない権力
それが嫌だと思っても権力体制を変更できないのがよいか
権力体制を平和に変更できるか
実は自分のいる社会、国は不断の努力が気づくか気付かないかだけで、続いていることだけは間違いない
努力を怠ったら平和は崩れる